Works
制作事例
【企画イベント紹介】地域の“あたたかなつながり”はここに。「中央線パンまつり2025」を終えて噛みしめる私たちの提供価値とは
2025年3月、「中央線パンまつり」は6回目の開催を迎えました。 回を重ねる毎に、少し、また少し…と広く知られるようになり、 今回は、過去最大の盛り上がりとなったことを実感しています。 日本では、2000年代から起こった […]
2025年3月、「中央線パンまつり」は6回目の開催を迎えました。
回を重ねる毎に、少し、また少し…と広く知られるようになり、
今回は、過去最大の盛り上がりとなったことを実感しています。
日本では、2000年代から起こったと言われる“パンブーム”。
そのブームは着実に根付き、2025年現在もとどまることを知りません。
今や世には、パンを愛するパンマニアの皆さまで溢れ、
それを象徴するように、毎年全国各地でパンイベントが開催されます。
「中央線パンまつり」を企画するにあたり、私たちは次の問いについて考えてきました。
『 公園や商業施設といった様々な場所で、多様なパンイベントが行われている。
その中で、私たちだからこそ実現できる“”独自性”って、一体なんだろう…?』
そこで浮かんできたキーワードは、ふたつです。
まず、イベントの要となる中央線を彷彿とさせる“駅・電車”。
そして、開催地の地元の皆さまに喜んでいただくための“地域密着”。
「中央線パンまつり」では、
このキーワードの掛け合わせを大切にして案を練っていきました。
本イベントに限らず、
「イベント内の全てのコトやモノは、大勢の人の関わりや意志が形となったもの」
だと、私たちは日々実感しています。
この記事では、「中央線パンまつり2025」のイベントの企画の一部を、
人の“あたたかなつながり”や“想い”にフォーカスしてご紹介していきます。
————【中央線パンまつり】について—————–
「中央線パンまつり」は、2020年の2月に初開催され、
コロナ禍を経て、2025年現在まで続いてきた地元密着型イベント。
コロナ禍以降は、東小金井駅や武蔵境駅など会場を分散して開催されてきましたが、
2025年の3月開催では、念願の1か所開催になりました。
本イベントは、2日間で中央線沿線の31店が集い、
各店のパン・焼き菓子・パンのおともを目当てに、
2日間で約2万人のご来場者でにぎわいました。
「中央線の駅員さんとのコラボパン」を販売する
【中央線えき×まちパン】は今回も実現!
事前予約数は315個にものぼり、人気企画として定着しつつあります。
会場では、複数回のミニステージも実施。
武蔵境を拠点に活躍する出演者の方々が
パフォーマンスで会場を盛り上げ、イベントに華を添えました。
ご自身の暮らす街の“地域のあたたかなつながり”を、
「中央線パンまつり」で感じていただけたら嬉しいです。
————————————————————————
▮“地域密着”がキーワード。中央線エリアのパン屋さんが武蔵境に集結!
2025年、春。
3/8 (土)と3/9(日)の2日間で、「中央線パンまつり2025」が開催されました。

今回の会場は、中央線武蔵境駅の南口を出てすぐの「武蔵境ふれあい広場公園」。
「武蔵野プレイス」と一体となっているこの公園は、2011年の開園以来、
多くの地元の皆さまに慣れ親しまれてきた“市民の憩いの場”といって良いでしょう。
数あるパンイベントの中で、
「中央線パンまつり」が独自性をもったパンイベントであるために、
特に想いを込めているキーワードは、“駅・電車”ד地域密着”。
そのイメージにぴったりの、この「武蔵境ふれあい広場公園」を会場として、
第6回目となる中央線パンまつりを開催することができました。
会場時間の10時になると、早速たくさんのお客さまが
お目当てのパンや商品を目がけて行列に。

今回もご出店くださったのは、“地域密着”のイベントコンセプトのもと、
武蔵境や、中央線沿線エリアに店舗を構えるパン屋さんたちが中心。
パンを中心に、焼き菓子・ジャムなどのパンのおとも、
パンモチーフの雑貨などを日頃販売されている皆さまです。 キッチンカーで出店いただいた店舗もありました。




“駅・電車”に関する企画やブースももちろん場内に。
お子さんは、憧れの車掌さんや駅員さんの制服や帽子を被って、
電車のフォトパネルで、記念撮影をぱしゃり。
駅員さんのあたたかでやさしいお声がけにつられ、自然といい笑顔に!

当日、会場周辺での集客に一役買ってくださったのは、
武蔵境にキャンパスを構える亜細亜大学のボランティアサークルのみなさん。
チラシ配りや会場清掃のお手伝いなど、大変意欲的に取り組んでくださいました。
特にチラシ配りは、山がいくつもできるくらいに多くの部数を作成していたものの、
数時間ですべてなくなってしまう程でした。
若い力がとても頼もしく、心強かったです。

▮駅員さんからパン屋さんへ、パンを通じて“想い”をつなぐ【中央線えき×まちパン】
中央線と地域のみなさんのつながりを感じていただけるような企画に、
今回も力をいれました。
前回開催に続き、今回も実現されたのが「中央線えき×まちパン」の企画。
駅員さんと地元のパン屋さんがコラボし、オリジナルパンをつくります。
「中央線パンまつり2025」では、全4種類が誕生!
オリジナルパンは、数量限定・事前予約のみで販売となっており、
イベント当日に、引き渡しブースでお客さまのもとへ無事引き渡されていきました。
これまでに見たことのない形のパンとのご対面に、
引き渡しの度にお客さまから笑みが溢れます。
「わあ、すごいね!」という喜びの声も何度もいただき、
お客さまがとても楽しみにしてくださっていたことが伝わってきました。

オリジナルパンのモチーフには、「駅」や「電車」にまつわるものから、
「こんなものまで!?」というものまであります。
そこには、パンに対する愛情も、お客さまへの愛情も。
駅員さんの想いがまるごと込められています。
今回のオリジナルパンのひとつに「列車非常停止ボパン」というものがありました。
駅のホームにある、あの “非常停止ボタン”がモチーフとなっています。
一見ユニークなこのパンが誕生した背景には、
駅員さんのこんな願いが込められていました。
『このパンをきっかけに、非常停止ボタンをひとりでも多くの方に知ってほしい。
駅で“もしものこと”があった時、非常停止ボタンの存在を思い出してくれますように。』

もう少しだけ、この「中央線えき×まちパン」の企画の裏話をすると、、
こうした駅員さんからの想い溢れるさまざまなアイディアをいただき、
各パンのアイディアを実現してくださるパン屋さんを探し、
お声がけしていくところからこの企画はスタートします。
パン屋さんは、駅員さんの想いを引き継いで、
「このアイディアを、どうやって実際のパンにしようか。」
「どうしたらお客さまに喜んでもらえるのだろうか。」
「美味しくて、見た目も楽しいオリジナルパンにしたい!」
と、プロの知識や技術をフル動員し、試作を重ねていきます。
そうして、やっとそれぞれのオリジナルパンの完成までたどり着くんです。
お客さまのお手元に無事に届くまで、
実はそのほかにも、様々な面で語りつくせない地道な調整がありまして。
最後までお付き合いくださり、
実現してくださったパン屋の皆さまには、感謝してもしきれません!
【このイベントで予約することでしか出逢えない、数量限定のパン。】
それだけでも、もう充分に魅力的な響きなのですが…。
その背景にある、駅員さんの想いやパン屋さんのご尽力を知ると、
このオリジナルパンたちが より一層特別なものに感じられ、
大切に、大切に、味わいたくなります。
▮“地域密着”のこだわりが生んだ一体感。パン屋さんにもエールを送ろう!
中央線パンまつりでは、会場に特設ミニステージを設営し、
1日を通して、様々なステージタイムをお客さまにお楽しみいただきました。

このステージでも、“地域密着”へのこだわりを詰め込みました。
ご出演で場内を盛り上げてくださったのは、“えりこおねえさん”をはじめとする、
地元、武蔵境を拠点に活動される方々や、中央線の駅員さんたち。
ラジオのような楽しいトークセッション&体操、生演奏やダンス、 キックボクシングの実演に、ジャグリング…。

幅広いジャンルのパフォーマンスを通じ、お客さまを楽しませてくれ、
明るく元気な声や、素敵な音楽で会場が満たされる時間となりました。

ステージ前に集まってくださったお客さまたちだけでなく、
各店の行列に並んで待っている方たちの気持ちも、
ほっこりと温まるようなひと時になったことでしょう。
さらには、出演者の方からのお声がけで、
「頑張っているパン屋さんへ、エールをとどけよう!」と、
お客さまを巻き込んでくださる一幕もありました。
出演者さんが音頭をとり、
1日を通してイベントでの営業を頑張る出店者の皆さまへ
「パン屋さん頑張れ!パン屋さん頑張れ!」の声援!
ステージ前に集まった観客のちびっこのみならず、
大人の皆さままで声を合わせ、地元のパン屋さんを応援する気持ちを
大きな声であらわしてくれました。その一体感に、感動…。
出店者の皆さまの心にも、しっかり届いていますように。
▮これまでも、これからも。どうぞ、みなさんご一緒に。
2日目は天候に恵まれたものの、初日の夕方ごろには雪もちらつく場面もあり、
3月にしては異例の寒さの中での開催となった、今回の「中央線パンまつり2025」。



そんな中でも、お客さまのご来場の足は閉場まで途絶えませんでした。
実績としても過去最高の素晴らしい開催となりました。
心からありがたく思う反面で、
私たちとしては「今後の課題」として捉えている部分があるのも現実。
パン屋の皆さまのご協力もあり、商品が少なくなるたび店舗へ応援を頼んでは、
現場スタッフさんが会場まで焼きたてパンや商品を届けに駆けつてくださることも。
それでも、閉場の時間には、ほとんどのパンが売り切れの状態に。
お客さまの中には、楽しみにして来たのにお目当てのパンが完売していたり、
人が多くご来場自体が叶わなかった方もいらっしゃったり…。
お子様連れのお客さまであれば、
なおさら難しい場面もあったのではないかな、と思います。
今後の課題と捉え、「全員が楽しく過ごせるイベント」であるために、
企画や運営への努力をつづけていきます。
そして、イベントを終えた今、やはりもう一度お伝えしておきたいのは、
本イベントをともに形にしてくださった皆さまへの“心からの感謝”です。
まず、ご出店してくださった皆さま。
このイベントのために、前日準備を含めると2、3日。
ともするとそれ以上の日数を、寝る間を惜しんで、
パンや商品の準備に費やしてくださったことと思います。
イベント当日は、春とはいえども身に沁みる厳しい寒さが残る中でしたが、
たくさんの愛情がつまった商品たちが最終ご来店のお客さまの手に渡るまで、
魂を込めてお届けされていたことを、私たちは知っています。
そんな皆さまに心から、
あたたかな毛布をかけて差し上げたい気持ちでいっぱいです。
私たちはイベントが終われば一段落、ですが、
出店者の皆さまは翌日からまたいつもの日常が、営業が、待っています。
イベントを無事に終えた達成感をかみしめる間もなく、
次のイベントに向けた準備をされている方たちもいらっしゃるかもしれません。
本当にお疲れ様でした。
皆さま
のおかげで、本当に素晴らしいイベントになりました。
それから、主催の中央線パンまつり2025実行委員会、
東日本旅客鉄道株式会社八王子支社さま、JR中央線コミュニティデザインの皆さま。
オリジナルパンのアイディアを考案してくださった駅員さん。
温かなイベントを象徴する素晴らしいイラストを描いてくださったスズキトモコさん。
ご後援いただいた武蔵野市産業振興課さま。
パフォーマーをご紹介してくださった武蔵境商店会連合会の生駒様、
武蔵野プレイス様、ステージ出演してくださった皆さま、音響スタッフの皆さま、
休日にボランティアとして地域の皆さまのために貢献してくれた学生さんたち…。
関わっていただいたすべてのみなさんに、心からの御礼を申し上げます。
「ただ売上をあげるためのイベント」を目指すのであれば、
そこには“あたたかなつながり”なんて必要ありません。
でも私たちは、イベントの成功はもちろん、
“あたたかなつながり”こそ、やっぱり大切にしていきたいのです。
【損得を度外視した挑戦が、非効率で合理性に欠ける関係性が、
ときに絶大な成果を生みだす。】
私たちスイベルアンドノットは、そんなことをこれまで学んできました。
そしてそれこそが、私たちの提供できる価値だと信じています。
これからも、“私たちならではの価値”をつくり、しっかりと届けていけますように。 皆さま、どうぞこれからもご一緒に。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【CLIENT:本イベントの主催企業様・団体様のご紹介 】
・中央線パンまつり2025実行委員会
・東日本旅客鉄道株式会社 八王子支社
・株式会社JR中央線コミュニティデザイン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【COLLABORATION:本イベントの協力企業様・団体様のご紹介 】
・武蔵野市
・武蔵境商店会連合会
・ 武蔵野プレイス
・亜細亜大学 学生ボランティア
・音響スタッフのみなさま
・ステージご出演のみなさま
・ご出店のみなさま
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【WORKS:本イベントでの主な弊社対応】
・メインビジュアル_クリエイティブディレクション
・チラシ・ポスター等制作_クリエイティブディレクション、印刷手配
・出店リーシング_リストアップ、声掛け
・出店者対応_マニュアル制作、問い合わせ窓口
・オリジナルパン企画_企画、調整、当日の引き換え
・ステージ企画_出演者集め、タイムテーブル作成、司会手配、進行台本制作
・ボランティア集め
・運営スタッフ配置_運営マニュアル制作、シフト作成
・売上集計_集計、出店料徴収
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本記事のような、イベントでの出店者様、
ステージ出演してくださる皆さま、
\ ともにイベントを開催してくださる企業様を募集しています! /
【スイベルアンドノットは“連携”が得意な会社です】

私たち swivel&not は、「吉祥寺/三鷹/武蔵境」エリアに
多くのパートナーを持つ 広告企画・制作会社です。
最も得意とすることは、地域活性や街を盛り上げるために
[人と人][人と社会]をつなぐこと。
東京都を中心としたイベント企画・運営はおまかせください。
▼
▼
お問い合わせ はこちら
【mail】kikaku@swivel.co.jp
【TEL】0422-38-5175
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・